先週、facebookに投稿した文章です。

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◎新しい挑戦を始めます。キズキだけの枠組みを超えて、仲間たちとともに「教育格差」の問題に取り組んでいきます。

みなさんこんにちは。安田です。

先ほど文部科学省で記者会見を行い、低所得世帯の子どもたちの教育機会を、社会全体で支えていくためのプロジェクトの発足を発表しました。
それが「スタディクーポン・イニシアティブ」です。

市民の皆様一人一人からクラウドファンディングで応援の寄付をいただくことで、高校受験に取り組む中学3年生の子どもたちが学習塾や家庭教師などに利用できる「スタディクーポン」を、一人でも多くの子どもたちに届けていきたいと考えています。
第一弾プロジェクトは渋谷区と協働で実施します。長谷部区長とも、会見をご一緒しました。

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キズキを創ったのが2011年。
この7年間、個別指導塾の事業を通じて、1000名以上の不登校・中退の子どもたちを支援してきました。
けれども、一方で「お金がなくて辞めていく」生徒も数多く見てきました。
そのたびに、寄付を募って、彼らの学費や参考書代を集めていたこともあります。
とても苦しい経験でした。

経済的な事情など、本当に困難を抱えている子どもたちを支援しきれていない、そんな罪悪感がありました。いつか経済的に豊かでない家庭の子どもたちにも必要な教育を届けたい、ずっとそう思ってきました。

その思いが、チャンス・フォー・チルドレン、新公益連盟、ETIC、SmartNews 、Campfire・・・
志を同じくする仲間たちと、今回のプロジェクトを立ち上げることにつながりました。
https://camp-fire.jp/projects/view/42198

スタディクーポンの仕組みはとてもシンプルです。
①皆様からいただいた大切な寄付を元手に、
②低所得世帯の子どもたちにスタディクーポンを届けます。
③子どもたちはクーポンを使って、自分が選んだ学習塾などに通うことができます。
スタディクーポンの仕組みの最も優れたところは、子どもたち自身が自分で通う塾を「選べる」ということです。

これまでキズキとしても、幾つかの自治体から委託を受けて低所得世帯の学習支援に取り組んできました。しかしこのやり方だけでは応えきれない課題やニーズがあることにも気づきました。

それは「自治体が指定した塾・NPOしか選ぶことができない」ということです。
普通の家庭であれば自分で選んだ塾に行けるのに、低所得世帯は自分で塾を選ぶことができない…

貧困の苦しみは「周りが当たり前にできていることが、自分にはできない」ことにも起因しています。
僕自身、何度も親が離婚をしましたが、「なぜ自分だけが・・・」という苦しみは深く傷に残っています。

スタディクーポンの取り組みを通じて、少しでも多くの低所得世帯の子どもたちに学びの機会を届けていきたいです。

そこで、皆さんへのお願いが2つあります。
ぜひ寄付という形で参加していただけないでしょうか?
もし寄付が難しければ、この投稿のシェアだけでも是非お願いします。
クラウドファンディング(寄付)はこちら。
https://camp-fire.jp/projects/view/42198

1年目はクラウドファンディングで1000万円を目標に寄付を集めます。その後、渋谷区の子どもたちにスタディクーポンを届け、その効果を測定します。その結果を踏まえつつ、2019年度以降、国や自治体など行政の政策として取り入れて頂くことを私たちは目指しています。

光の当たっていない問題に光を当てたいと思っています。私たちの力を合わせてできることがあると信じています。
是非、皆さんの力を貸してください。
どうぞよろしくお願いします。

スタディクーポン・イニシアティブ
安田祐輔

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本日の記者会見の様子はこちらからご覧いただけます。
テレビ朝日 http://news.tv-asahi.co.jp/news_soc…/articles/000111995.html
NHK http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20171012/0001743.html
ハフィントンポスト http://www.huffingtonpost.jp/…/shibuya-study-coupon_a_2324…/
*ミヤネ屋でも取り上げて頂きました。ありがとうございます。