二週間ほど前の話だけれども、母校のICUで講演に呼んで頂いた。
ICUには途中休学を挟んで4年3ヶ月通ったけれども(2004年4月入学、2008年6月卒業)、それから同じ4年3ヶ月経ったこの時に母校に戻れたことが、何かの必然のように感じた。

当日は昼からICUに行き、現役の学生たちとランチをして、授業に潜って、夜7時半から講演。
夜の時間にも関わらず、100名の方々(ICUは一学年500名程度!)に来場して頂いた。

後で講演の映像を見返して、自分の滑舌の悪さや話のまとまりのなさに悲しくなったけれども、
それでもこの場所に戻れたことは、本当に嬉しかった。

そして、次の4年3ヶ月も、首尾一貫した「自分の物語」を生き続けられたらいいなと思った。
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(講演のUSTはこちら)
(講演に関するブログはこちら)

下記にも、ブログの内容を転載します。(一部修正)

最後に、講演を企画・集客し、打ち上げでサプライズの誕生日祝いまでして下さった、学生団体DeCTの皆さん、ありがとう!

以下転載。
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こんにちは。先日DeCT史上最大規模のイベント『俺流。世界の歩き方』を無事開催することができました!!
多くの方の協力のもと行うことができ、感謝の気持ちもひとしおです。

この講演会のCONCPETでもある、
『どんな視点で世界を見ていくか』
をぜひ講演会の報告記事を読んでもう一度じっくり考えてくれたら、
と思います:)
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《社会を動かすことができるんだ!イスラエル・パレスチナ学生会議時代》

ICU入学直後、日本にイスラエル・パレスチナの学生を招へいして、紛争が続く両地域の平和について話し合う事業を行うに入る。

紛争が長く続き分断された地域の学生たちが1か月の共同生活を終えて、
別れのときに抱き合って涙する。

その光景を見たときに、
『社会を変えれる』
との思いを持つことができたそうです。

しかし、
招へいした学生の数は限られていて、
自分のやっていることでイスラエル・パレスチナの状況を大きく変えることはできない。

この時に、社会を本当に変える事業がしたい、という気持ちを持ったようです。

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《バングラディッシュの娼婦街で》

イスラエル・パレスチナ学生会議を成功させた安田さんにルーマニアの研究所での勤務の話が舞い込み、

休学してルーマニアにある平和関係の研究機関で働くことになりました。

しかし、
現地にいる人たちの存在を試みることなく、象牙の塔の中で働く研究機関の人たちを見て、
『現地の目線なしに語ること』
への疑問を感じたそうでうす。

『底辺にいる人たち』と
『彼らと同じ目線をもって』
関わりたい。

そう思い、ルーマニアの研究所を辞め、
未知の国バングラディッシュに向かうことになります。

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《バングラディッシュの娼婦街》

安田さんが初めてバングラディッシュを訪れた2006年当初、
バングラディッシュは地球の歩き方さえ出版されないくらい日本人にとってマイナーな国だったそうです。

現地に降り立つと、
見慣れぬ外国人にたくさんの人が寄ってかかってきます。
そんな中、
「1番安い宿に連れて行ってくれ」
そうタクシーの運転手さんに行って連れて行かれたのが売春宿だったそうです。

3分の1は村から売られてき、
3分の1は売春婦の母親に売春街で育てられ、
残りの3分の1は家出などをして流れ着いてきた女性たち。

「わたしたちの存在は罪なの」
イスラム教であるバングラディッシュで娼婦であることは、
宗教の教えを犯すことであり、
社会的にも宗教的にもタブーな存在。
そんな彼女たちの取材をする外国人である安田さんに対して憤りの言葉をぶつけるバングラディッシュの人もいたそうです。

一方で、
数年たつと売春婦たちはマダム(売春婦になりたての頃に女の子たちの管理をする女性)から自立することができ、
稼いだお金を自由に使うことができるためある程度経済的に豊かな暮らしを手に入れる。
しかし、
どんなにきれいな服やアクセサリーを手に入れようと、
彼女たちは社会のタブーでり、
帰る家もない。
人々に蔑まれる存在であり続けるのです。

客の子を身ごもって結婚したのちに捨てられた子。
客と結婚してDVを受け、また娼婦街に戻ってきた子。
リストカットを繰り返す子。

経済的には豊かではないけれど、
人々が幸せそうだったバングラディッシュの田舎での暮らしと娼婦たちの暮らしを比較し、
安田さんは「幸せ」に必要なのは
『人間としての尊厳なのではないか』
と考えます。

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少し長くなるので今回はここまで*
次回と次々回に分けて
・起業までのストーリー
・NPOキズキでの働き
のブログを書いていこうと思います。
待ってくださっている方、しばしお待ちください!!