同じような一週間が始まり、同じような一週間が終わっていく。
月曜日は憂鬱な気持ちで始まり、金曜日は開放感でいっぱいで、日曜日は昼ぐらいから徐々に憂鬱になる。
桜の季節がやってきたと思ったら、もうクールビズで、きっとこれからあっという間に寒くなり、そうやって同じような一年が何度も繰り返されるのだと思う。
 
けれども、毎月決まった日にちゃんと給料は振り込まれ、年収は100万ずつ上がっていく。
数年すれば駐在のチャンスがやってきて、仕事もどんどんおもしろくなる。(たぶん)
そうこうしていくうちに結婚して、子どもができて、自分が何をしたかったか、なんて考えなくなるのかもしれない。
 
 
そういう生き方に、心のどこかで憧れていた。
地に足をつけて生きる、というのはそういうことだと思うから。
 
でも、「先が見えている」ということがこんなに寂しいとは知らなかった。