NHKのプロフェッショナルで、アフガンやスーダンでDDR(Disarmament, Demobilization and Reintegration、紛争後の兵士の社会復帰プロセス)を担当していた瀬谷ルミ子さんが出演していた。http://ameblo.jp/seyarumi/
実は4年前に瀬谷さんがアフガンから帰ってきた時、一度飲みに行ったことがある。(10人程度の飲み会だったので、もちろん僕のことは覚えていないだろうが笑)
次はスーダンでDDRのプロジェクトがある、とおっしゃっていたのを思い出した。
 
紛争の中で必死に自らの尊厳を守ろうとするスーダンの人々を見て、イスラエル・パレスチナ、バングラデシュの人々をまた思い出した。
それらの人々を前に必死で働く瀬谷さんを見て、自分のありたかった姿を思い出した。
僕は、イスラエル・パレスチナもバングラデシュも中途半端なまま、日本社会に逃げ込んでしまった。
 
でも、忘れることは不可能だった。僕には人々の記憶が焼きついている。
ポストモダンの社会において、全ての物事が無価値なのだとしても、彼らとの記憶だけは価値が消えない。
 
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この二週間、本当につらかった。
ありたい自分がどんどん遠くになっていきそうだったから。
 
人は「商社マン」だとか「バンカー」とか、誰かがそう呼ぶ職業に自分のアイデンティティを没入させる。
そうしていくうちに、「自分が何をしたかった」のかなんて、忘れていく。
この不自由な日本社会において、「自由」や「個性」は、尊重されるべき対象ではないから。
「所属」のみが、評価されるから。
 
でも僕は、「自分がどうありたいのか」、7年前に大学受験を志した時から何も変わっていない。
 
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今週から、仕事に対するモチベーションが変わった。
 
自分は今なぜここにいるのかと常に問いかけ続けること。
そうすると、目の前の世界は違って見えてくる。