A新聞の朝刊で竹中平蔵のインタビューが出ていた。
自身への非難に対し、「正規と非正規の賃金格差が問題であり、規制緩和の方向性は正しかった」ということを主張していた。
 
おっしゃるとおりだけれども、大臣在任中に「同一労働同一賃金」なんてやって来なかったことには、何の言及もせず。セーフティネットを張ってこなかった責任についても言及せず。
一方で、「私は政策の専門家」だとインタビューの中で答えていた。醜すぎる。
 
この国の知識人なり政治家というのは、自分の間違いを認めることができない。
そして社会もそれを許す。
 
イラク戦争に大賛成して、イラクに大量破壊兵器があると主張していた自称外交の専門家たち、日米同盟のためにはイラク戦争に賛成しなければならないと政策決定した政治家たち。
そういった人たちが、何もなかったかのように大学の教授になっていたり、論文を寄稿していたりとしているのは、あまりに醜い。そういう無責任な発言の中で、死んでいった人々にどんな償いをしたのだろう。
 
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しかし、正社員の既得権益問題を、A新聞上で言及するとは・・・
なぜならA新聞の管理部門は、年収1500万円のわずかな社員と年収200万円の多くの非正規社員によって成り立っているから。
これに誌面上で切り込むと、自分で首を絞める結果になるが、大丈夫なのかなぁ・・・