この二年間は「何か」を探して一生懸命だったけれども、結局何も見つからなかったので、就職することにした。
大学を卒業して、働くべき時期がきて、そういう流れみたいなものに身を任せても、今はいいような気がしている。
 
なんだかんだでこの二年間、色々と考えは深まってきていて、なんとなく今後の方向性は見えてきている。
僕は人の「尊厳」のために戦いたいと思っているし、実はそれは大学に行こうと思った18歳のときから変わっていないのだと思う。
「尊厳」という言葉が見つかったのは最近なのだけれども。
 
だから大学時代の後半考えていた「ビジネスを通じた経済開発」みたいなものには最後までピンと来なかったし、今後もそうだと思う。
一方、ロースクールに行って弁護士に行くことも考えたけれども、やっぱり世界とダイレクトに関わりたいという思いを棄てきることはできない。僕にとっての美しい思い出は、全て世界と繋がっているからね。(もちろん日本が一番居心地が良いのだけれども)
 
 
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今日は某商社の内定式に出てきたのだけれども、よく大学生の志望動機にありがちな「プラントを作って途上国に貢献したい」なんてことを、僕は全く思っていない。そんなものが途上国の人々を幸せにするなんて言い切ることはできないから。
 
けれども、大学時代の前半、紛争の中でもがくイスラエル人・パレスチナ人と時間を共にして、大学時代の後半はバングラデシュのセックスワーカーという最貧国の最底辺の人々たちと時間を共にしてきて、今度は世界を動かしている「何か」を見てみたいと思った。世界を下から見上げてみたり、上から見てみたり、そういった視点を獲得したいと思っている。その意味で、言語の勉強を続けながら、次の2,3年間を商社で過ごしてみてもいいのかなと思っている。自分探しの旅は、まだまだ続く。