ソフィアの日本人宿にて三日ほど沈没している。
滞在者は10名程度、すべて日本人だ。
 
ソフィアに来て三日目になるが、何もしていない。
そろそろ動き出さなければと思いながら、なかなか腰を上げることができない。
物価が安く食事もうまいソフィアでは、何もしなくても勝手に時間が過ぎていく気がする。
 
 
アジアや中東を旅しているとき、日本人宿なるものを少しバカにしていた。
海外に来てまで日本人とツルむことが、魅力的には思えなかった。
 
しかし、長旅をしている人たちの話はおもしろいし、日本語が使える分、言語的に楽だ。
日本にいるとなかなか出会えないような人の話も聞ける。居心地は本当に良い。
 
 
 
 
 
ルーマニアにいる時、日本語やアジアの食事が恋しかった。
 
今は毎日、安くてうまい中華料理を食べている以上食事には不満がないし、日本語が使える点で言語的につらさもない。
それが手に入った今であっても、やはりふと何かが物足りなくなる。
 
 
ルーマニアにいた時にずっと感じていた「寂しさ」、それが何からくるものだったのか今になってやっと分かった。
 
 
 
8月7日、日本に帰ります。 
やっとあなたに会えます。