昨日、ネットカフェにいるとき、あるユダヤ人の芸術家のおばさんに話しかけられた。日本の茶の湯やら墨絵に興味があるらしく、アトリエに連れて行ってもらった。「平和」に関する芸術を作っているらしい。(団体の皆様、もし「芸術」からのアプローチを考えるのならば、彼女にコンタクトをとって見るのはおもしろいかも)

その後、エルサレムの新市街の高級ホテルの喫茶店でお茶とケーキをご馳走になる。話は当団体についてに及ぶ。彼女もまた「対話」の重要性について、いろいろと語ってくれた。

彼女は「伝統文化」の重要性についても語っていた。今必要とされているのは、紛争やら個々の事例ではなく、別の視点が重要だと。

しかし彼女は最後に言った言葉がある。

‘i do not want to discuss with you, but jerusalem is a capital of israel, a center of middle east’

やはり、彼女はどんなにリベラルに見えても「イスラエル人」なのかなと思った。

その後、エルサレムの美術館に行く。世界から集められた芸術が並んでいた。その中には日本のものもあった。普段美術館にはほとんど行かない私であるが、これを機に芸術を見る目を養うのもいいかと思う。

その後は夕飯を食べる。いろいろな話をしたが、彼女の子供についての話をしているとき、ひとつだけ考えさせられたセリフがあった。

‘when my son was child, i always told him "when you become 18, maybe you don’t have to be army" but the sutuation don’t become better.’

 

同時に生まれ故郷であり両親、兄弟の暮らすベルギーに帰りたいとも言った。国家がどんなにナショナリズムを高めようとしても、結局それは郷土愛やら親類愛には勝てないということなのだろうか?この前国際交流基金のアラブ映画祭の前夜祭で見た映画「ルート99」を思い出した。そこに出てきたモロッコ人も「故郷に帰りたい」と遠い目で語っていた。