金曜日は学校に行けなかった。寝不足で限界が来ていた。英語の授業で出された、月曜日が期限の論文をまだ書いてなかったので朝まで論文書いてた。四日遅れ・・・昼に起床し、メールにて提出。

木曜家に帰った後に書き始めたのだが、未だにテーマを決めてなかった。何も思いつかず。普段エッセイの宿題が出されると、特に新しい本も読まず今まで読んだ本の中からテーマを引っ張り出していた。ところが、今回は学校から出されたテーマが悪かった。"bioethics"に関するテーマを指定されたのだ。

やはり今回もエッセイのために新しく本を読む気もせず本棚の前をうろつく。テーマに沿った本がなかなか見つからない・・・ちょっと話題がずれるかとは思ったが、ジョン・ハリスの論について、パターナリズムやら自己決定権やら功利主義の観点から考察を試みるというベタなテーマで書くことに決めた。

メールに添付して教授に送り、友人とメッセンジャーを楽しんだあとバイトへ。塾で英語と数学を教える。

家に帰った後、このブログを通じて連絡が来て仲良くなった浪人生の方と朝まで電話をした。今は一浪生でもうすぐで受験なのだが、二浪してもう一年勉強して自分のやりたいことをはっきり見定めたいと。そして二浪して、真剣に勉強をやり遂げたいと。

その気持ちはすごくわかった。僕も同じだった。高校時代なんの勉強もせず浪人し、一浪した時は勉強をどうやっていいのかもわからなかったが、一浪目の後半になってようやく勉強の仕方がわかり成績は急上昇した。センター試験の英語は現役の時と比べ4割から9割以上に伸び、古文などは一問正解から一問間違いという成績の伸び方であった。そして東大に落ちた時、すぐに二浪を決めた。

僕の場合は、二浪したけど成績はそこまで伸びず結局私立大学になってしまった。一浪目が終わった時「二浪はつらいよ」「二浪しても成績はそこまで伸びなかったよ」と言われたけど、僕は聞く耳を持たなかった。「やらないで後悔するより、やって後悔した方がいい」そんなことを思っていた。

今も二年の遅れを感じることは毎日の様にある。周りとの年齢差を感じてつらい日もある。けれども二浪をやり遂げたということ、それだけは僕の大きな誇りとなっている。

今年の受験も精一杯頑張って欲しい。そして二浪を選んだとしてもストイックに自分を追い込み、例え受験に失敗したとしても、「二浪して良かった」そう思えるような一年間になることを願っている。

 

PS 俺の携帯の受話音量が小さめに設定されていたらしく、何度か話を聞き返しちゃってごめんね~